ひとりぼっちじゃない

活動内容

ピア活動を始めた当初

当事者のAさんから、「この病気(精神障がい)になって、生まれてこなかったほうが良かったのかと思うようになった。周りの人が自分を一人の人間として見てくれないから」と相談を受けました。

確かに、精神の病気になると偏見や差別の目で見られることが多く、肩身の狭い思いをすることは誰もが経験するのではないかと思います。

私自身もこの病気を患い、家族が崩壊し、親・兄弟・親戚から絶縁され、「一人ぼっちになってしまった」と感じていました。しかし、何年かの月日が経ち、同じ病を持つ仲間ができ、相談できる支援者にも恵まれ、気がついたときにはピアサポーターとして活動するようになっていました。

ピアサポーターとしての最初の仕事は

当時の施設長からの依頼で、自分の親くらいの年齢の男性と一緒に暮らしながら、その人の世話をすることでした。経験もなく、最初は何をどうしていいか分からず戸惑うばかりでした。途中で投げ出したくなったことも何度もありましたが、そんな時、施設長に「やると約束した以上は、最後までやり通せ」と怒鳴られたこともあります。

一度約束したことは最後までやり通す――そのことを身につけてからは、戸惑う暇も無く、病気への偏見も薄れ、肩身の狭い感覚も和らいでいきました。

障がい者であれ、健常者であれ、「ひとりぼっち」などこの世には絶対に存在しないということに、私は気づかされました。

うえの

コメント

タイトルとURLをコピーしました