「障がい者」とは、「他者の支援がないと生活に支障が出る人」や「正確な判断が難しい人」とされています。
ですが、それは時として「悪いことをしても判断できないから仕方がない」「良いことをしても当たり前」といった、偏った見方につながってしまう危険があります
たとえば、「成年後見人制度」というものがあります。
これは、本人に十分な判断能力がない場合に、代理で手続きを行ってくれる制度です。
実際、私の知り合いは「経済的に生活能力がない」と判断され、後見人から生活保護の申請を勧められました。
生活保護を受けるということは、親や兄弟との関係を断って自立する、という選択を意味することもあります。
しかし、本人はその意味をきちんと知らないまま、手続きを進めようとしていました。
ピアサポーターとして、どこまで介入できるかは分かりません。
それでも私は、「生活保護は最後の手段ではないか」と支援員に伝えました。
その結果、「介護サービスなど他の方法も検討してみよう」という話に進展しました。
「精神障がい者だから判断できない」と決めつけるのは簡単ですが、支援者の判断が常に正しいとも限りません。
本人の声を聞き、意思を尊重しながら支援することこそが、本当の意味でのサポートなのではないでしょうか。
うえの




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