あるB型作業所での出来事

コラム
当事者A
当事者A

Bさんが私の悪口を言ったんです

当事者B
当事者B

えっ?私、言ってないよ。Aさん、いつもそう言うけど……

支援員
支援員

Aさん、どうしてそう思ったの?

当事者A
当事者A

だって、Bさんっていつも私の悪口を言ってるもの

当事者B
当事者B

……私、気分が悪いので帰ります

支援員
支援員

さっきから話を聞いてるけど、Bさんに悪いところは見当たらないよ。なのに、どうして悪くない人が帰らなきゃいけないの?

ー場が少し重くなったそのときー

当事者C
当事者C

まあまあ、気分を変えてアイスクリームでも食べようか?

ーそれから少し時間がたった頃ー

当事者CがAさんに、「Aさん、Bさんに何か言うことない?」と尋ねました。

するとAさんはBさんに向かって

「さっきはごめんなさい。昨日あまり眠れなくて、ちょっと気分が変だったかもしれない……」

その一言で、場はすっかり落ち着きました。

争いは、どこにでも起こるものです。このとき、場をおさめたのは誰かの厳しい助言でも、理詰めの説得でもなく、アイスクリームでした。

もしかしたらこれこそ、真の「アイスブレイク」だったのかもしれません。 もちろん助言も大切です。

しかし、「あえてまったく違う話題を差し込む」ような助言も、時には大きな効果を持つのだと感じました。

病気って人生のアイスブレイク

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