精神的に病んだ時、どうしますか?

コラム

私は「この世界を極めてみたい」と思いました。

「精神障がいを極める?…どういうこと?」と不思議に思われるかもしれません。
私の言う「極める」とは、病気を徹底的に経験してみる、ということです。
その結果、何が得られるのかは、実際に経験してみなければ分かりません。

私の場合、睡眠障がいを徹底的に経験したことで、当たり前に聞こえるかもしれませんが「眠ることの重要性」を深く理解しました。
しかし、病気の渦中にいた当時は、「今日も眠れない、どうしよう」と悩む日々の繰り返しでした。
自分がどんな障がいを抱えているのか、きちんと認識できていなかったのだと思います。

この病気の本質は、「当たり前だったことが、当たり前でなくなること」だと、私は感じています。
たとえば、躁うつ状態で何もやる気が起きないときは、無理に何かをしようとせず、「何もしない」ことを選ぶ、それも一つの選択です。
そうした時間が続く中で、「何もしない時間の無駄さ」に気づくことがあります。

幻聴や幻視、幻覚といった体験も、深く向き合っていくうちに、見えてくるものがあります。
それは、「些細なことに振り回されることの無意味さ」への気づきです。

「精神病を極める」とは、突き詰めれば「何かに気づく」ことに繋がっているのかもしれません。そして、その「気づき」の中にこそ、この病から抜け出すためのヒントがあるのではないかと私は思います。

うえの

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