私がピアサポーターとして学び、活動を始めてから気づけばもう25年。
…と聞くと、ちょっと自分でも驚きます。
最初のころはというと、とにかくルールにがんじがらめで、動きも言葉もぎこちない、まるで「説明書どおりにしか動けないロボット」みたいなサポーターでした。当事者の方から見たら、むしろ不安を倍増させていたかもしれません。
今ではその「ぎこちなさ」が、逆に武器になっています。
不器用なまま、自然体で向き合うことで、相手も安心して「自分のまま」でいられるのかなと感じています。完璧じゃない方が、伝わることもあるんですよね。むしろ「この人、ちょっと頼りないな」くらいの方が、話しやすいのかもしれません。
「当事者と向き合う」って、言うほど簡単じゃありません。中には「こんなこと言ったら、また入院させられるんじゃ…?」と、本音を言う方もいます。そんな時こそ、こちらの“ぎこちなさが発動するんです。
スタッフの方(看護師さんやワーカーさん)から、「あの人があんなに話すなんて、びっくりしました」と言われることもあります。
そんな時、「ああ、ピアサポーターって、ただ話を聞くだけじゃないんだな」と実感します。ときにはスタッフにも新しい“気づき”を届ける、ちょっとした橋渡しの役割も担っているんですね。
うえの




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