施設を訪問したとき
些細なことで泣き止まない子どもがいました
周りの大人がどうあやしても、泣き止みません。
私はその子に「もっと泣け」「もっと大きな声で」「そんなもんか」と、大声で声をかけました。
すると、その子は泣き止みました。
「頑張らない」という言葉を聞いたことがあります。
障がいのある人も同じです。
よく「無理しないで、70%くらいの力で止めておいたほうが余裕があっていいよ」といった助言を耳にします。
……本当にそうでしょうか? 頑張りすぎると、自分が大変になってしまうからでしょうか?
それは、無理をしすぎて何らかの影響(病気など)が出るから、という意味なのでしょうか?
100%の力を70%に抑えることで、確かに無理をせず余裕が生まれるかもしれません。
しかし、その人はいつまでたっても自分の限界を知ることができません。
そして、また同じことを繰り返すのではないでしょうか?
自分の限界を知っていれば、自然と無理はしなくなるはずです。
周りの人がストップをかけるのは簡単です。
しかし、本当に必要なのは「自分でストップできる力」ではないでしょうか?
特に精神障がいのある人は、周囲からいろいろと止められます。
病気もそうです。薬も、人に頼ることもあります。頼っていいと思います。
自分で「頼る」と決めたのなら、それは自分の意思です。
では、周囲の人が止めたら、あなたは頼るのをやめますか?
薬を飲むこと、人に頼ることで自分が楽になれる――そのことを理解しているからこそ、選んでいるのではないでしょうか?
「無理」も同じです。
自分で分かっていれば、無理はしません。
「無理の限界」を知らないからこそ、同じことを繰り返すのではないでしょうか?
うえの




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