精神障がいのある方には、さまざまな経歴を持つ方がいます。
それは、もちろん健常者と同じことですが——
たとえば、かつて社長だった人、大学を2つも卒業した人、板前として働いていた人など、実に多様です。
「精神障がいのある人って、真面目な人が多いんだよね」と言う人がいます。
なぜでしょうか?
「真面目すぎて、いろいろ考え込みすぎてしまったのでは?」
「ちょっとしたことでも気にしすぎてしまって、心が疲れてしまったのでは?」
そういった声も聞こえてきます。
プレッシャーに耐えられず、心を病んでしまった人は少なくありません。
精神的な重圧に押しつぶされてしまった人も多いです
もちろん、生まれつき病気を抱えている方もいます。
私自身も、仕事のやりすぎが原因で睡眠障害を患い、家に帰ることもなく働き続けた結果、家族は崩壊し、精神障がい者となりました。
最初は「心因反応」という診断でしたが、後に「統合失調症」と診断されました。
病気を宣告されたときは、「もう自分の人生は終わった」と絶望しました。
「あなたは、こんなところにいる人じゃない」
そんな中、ある支援員の方に「あなたは、こんなところにいる人じゃない」と声をかけられました。
何をしたらいいか分からないまま、「とにかく目の前のことをひとつひとつ片付けていこう」と決めました。
かつての経験を活かして料理を始めたり、ものづくりが好きだったことから手芸にも取り組みました。
今では、15年ほど一眼レフカメラで写真を撮ることを続けています。
運よくコンテストで入賞したことも何度かあります。
「目の前のこと」を少しずつこなしていくうちに、時間が楽しく過ぎていき、気づけば病気のことも忘れている・・・そんなふうに感じています。
うえの




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